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東神社

東神社(あずまじんじゃ)

鎮座地
東上秋間1729番地
主祭神
建御名方命・八坂刀売命・日本武命
創建
天福元年(1233)
祭典日
春祭 4月1日
秋祭 10月15日
芸能
獅子舞
獅子入物に宝暦六年(一七五六)丙子十一月吉日の記載があり、それ以前より行われていたと思われる。また明治四年(一八七一)より外城村、十二村、馬場村三ヵ村が年番を預かる事と定めたとある。戦後靖国神社と明治神宮へも奉納し、昭和三六年(一九六一)には県教育委員会より文化財保存顕彰の感謝状が授与された。その後、一時休止したが、安中榛名駅開業を期に児童に伝授育成し、開業式に公演されて、以来毎年、秋祭奉納が行われている。
由緒
当社の母体は、諏訪神社で、明治四年神社明細書に「字上組鎮守飽馬神社諏訪大神」とある。明治四二年、字野村前諏訪(応永元年創建)、字西上長岩八坂(文禄三年創建)、字下久保熊野(慶長二年創建)、字伊豆村谷津榛名(慶長八年創建)、字野村神明宮(文禄二年創建)、字十二大国(元和元年創建)、字岩戸岩戸神社(寛喜二年創建)を合併し、東神社と改称した。明治四四年祝神社合併俳句奉納額があり、此頃神社合祀事業が完了したものと思われる。合祀社は、中世の創建の社が多数あり、当時の武門がいかに隆盛していたかが想像できる。また平成一一年、字神水山神社(元和八年創建)が境内社として遷座した。
附記
岩戸神社跡境内地には赤穂四十七士義士石像がある。これは、片岡源五右衛門高房の若党元助が刻し、岩戸山の険しい中腹に建立されたもので、維新後現在地に移された。毎年、同地で慰霊祭が行われている。
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