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熊野神社

熊野神社(くまのじんじゃ)

鎮座地
安中689番地
主祭神
大穴牟遅命・少名毘古那命・櫛御気野命
創建
永禄2年(1559)以前
祭典日
春祭 4月10日
夏越大祓 7月30日
秋祭 10月10日
除夜祭 12月31日
芸能
特になし
由緒
当社は、大穴牟遅命・少名毘古那命二柱を祀る『和名抄』に云う野後郷の鎮守であったと伝わる。永禄二年(一五五九)、安中忠正が安中城を築き、鬼門の守護神として越後国新発田の熊野神社を改めて祀り、その後慶長以降、安中藩の総鎮守として、歴代藩主と領内氏子と共に厚く崇敬されてきた。板倉公の時代には、藩主より正、五、九月にお初穂の奉納があり、隔年にて御神楽と御神輿渡御が行われ、大手前に桟敷が設置され、諸役人出席のもと代拝が行われたと云われる。また名君板倉勝明公は、嘉永七年(一八五五)五穀豊饒を祈り、唐鐘吊り灯篭を奉納された。文久二年(一八六二)には、皇女和宮様の無事下向祈願の大絵馬が安中宿より奉納された。
現在の「安中まつり」では、神社の御輿三基を旧道前にて祀り各地区屋台囃子の奉納がある。
境内には、推定樹齢千年とする大欅があり、『安中志』に「中うろにして近郷に珍敷大木也。」と記され親しまれている。平成十年、市の助成と氏子の奉賛により養生が施された。
昭和三七年三月二七日、社殿及び什宝が市指定重要文化財、大欅が市指定天然記念物となった。
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