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鷺宮咲前神社
御由緒
当鎮座地は神代、経津主大神(ふつぬしのおおかみ)が健御名方神(たけみなかたのかみ)を追って上野国と信濃国の国境の荒船山に御出陣の時の行在地であると伝わる。
安閑天皇元年6月、初の申の日に神石「雷斧石」三柱の御出現を仰ぎ、時の朝廷に上奏したところ、奉幣使、磯部朝臣小倉季氏と共に高椅貞長、峯越旧敬を伴い上毛野国に御下向があり、抜鉾(ぬきほこ)大神「健経津主命」をお祀りし、社を建てられた。それ以後、磯部朝臣が祭司を司った。敏達天皇元年(572)、第3代磯部朝臣小倉邦祝は磯部郷小崎の里に居を構え、以降小崎を名乗る。
白鳳元年(650)、第11代小崎邦平は、神託により抜鉾大神を神楽の郡(甘楽郡)蓬丘菖蒲谷に御遷座する。供奉の道筋では、七五三原(しめきはら)でまず神事があり、明戸坂で夜明けがあり、宇田で御旅所となり御遷宮された。現在の一之宮貫前神社である。
磯部郷前宮(さきのみや)跡は、先の宮として崇め咲前神社が祀られた。この時改めて香取神宮より経津主大神を勧請し大己貴命(おおなむちのみこと)、保食命(うけもちのみこと)が祀られた。以後の祭祀を藤原姓和太氏が司る。平安朝後期に成立したと思われる『上野国神名帳』には、「碓氷郡 従五位上咲前明神」と記され、ご分霊として「片岡郡従五位上咲前明神」が見える。室町期には、応永8年(1401)1月7日、足利満兼により新田庄平塚郷一町が寄進されている。

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令和13年 御鎮座1500年祭
令和13年、咲前神社は安閑天皇元年の御鎮座以来、1500年の佳節を迎えます。また本年は、ちょうど10年前となる御鎮座1490年目の記念の年となります。そこでこの百年に一度の記念すべき年を迎えるにあたり、いよいよの御神威の高揚を祈り記念事業を行う運びとなりました。
甚だ世情厳しき折ではありますが、ここに氏子、崇敬者各位のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
兼務社
羊神社
神楽
健経津主命・大己貴命・保食命を祀る
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鷺ノ宮咲前神社
〒379-0124 群馬県安中市鷺宮3308
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